膝痛の方に読んでほしい正しい座り方を整体師が解説
こんにちは。
大森町・梅屋敷「めう整体院」院長 漆戸拓真です。
座っているだけなのに膝の痛みに悩まされていることはありませんか?
これは、膝に負担がかかることによって、膝関節内の軟骨が擦り減ってしまったり、関節自体が腫れてしまったりすることで生じます。
また、膝痛はさまざまな症状が発症しているサインでもあります。
放置して膝に負担をかけ続けてしまうと日常生活に支障をきたすほど悪化してしまう恐れもあります。
本記事では、膝痛の原因から考えられる症状、そして症状を悪化させないための正しい座り方を解説いたします。
膝痛でお悩みの方は、ぜひご参考ください。
膝痛の主な原因
膝の内部には、大腿骨と脛骨の表面を覆っている関節軟骨があります。
この関節軟骨がすり減ってしまうことで、炎症が起こり、膝痛が生じます。
また、膝の関節軟骨は、加齢や肥満、素因(遺伝子)、膝の酷使などの原因が挙げられます。
本記事では、膝痛の主な原因を詳しく解説します。
【原因①】関節軟骨の擦り減り
膝の関節軟骨は年齢を重ねる度に擦り減っていきます。
膝痛は、この膝の関節軟骨が少しずつすり減っていくことで炎症が起こり発症します。
高齢の方に膝痛のお悩みが多いのは、膝の関節軟骨が時間をかけて多く擦り減っているためです。
【原因②】極端な体重増加
膝は、常に上半身の全ての体重を支えています。
歩行時には2〜3倍、階段の昇降では6~7倍の負担が膝へかかると言われています。
そのため、もしも極端に体重が増加してしまった場合、膝への負担がとても大きくなります。
そして、膝痛を引き起こしてしまいます。
肥満体質であることも膝痛の原因の1つとして考えられます。
【原因③】重度のO脚
O脚とは、脚がO字のようになっている状態のことです。
そして、O脚は脚が外側へカーブしており、膝から下が内側に曲がった状態です。
そのため、O脚が酷くなってくると、外向きの状態で膝へ負荷がかかるため、膝痛になりやすくなります。
【原因④】正座や横座り
正座は膝に体重をかけており、さらに脚を曲げているため、膝への負担がとても大きいです。
正座をすることが多い方は、膝痛の原因になりやすいため注意しましょう。
また、女性が行う横座りなども、膝を曲げて体重をかけるため負担が大きいです。
無理な膝の曲げ方は避けて、なるべく膝の負担がかからない椅子などを利用して座るように心掛けましょう。
膝痛が原因となる主な症状3選
高齢の方や普段の生活で膝を酷使している方に多い症状です。
そして、膝痛はさまざまな症状を引き起こしていることがあります。
本記事では、膝痛が原因となる主な症状を詳しく解説いたします。
変形性膝関節症
変形性膝関節症は、膝痛で発症するなかで最も多い症状です。
膝の関節軟骨は、加齢や膝を酷使するなどの原因によって擦り減ってしまいます。
その結果、膝関節が変形してしまったり、関節軟骨が削れてしまうことで細かい軟骨の破片が関節内に散らばってしまいます。
これが「滑膜(かつまく)」という部分に付着することで滑膜に炎症が起こり、滑膜周囲の神経が刺激を受けることで炎症が起こり痛みを発生させます。
このように、変形性膝関節症を引き起こすことによって膝痛を引き起こします。
膝に痛みを感じたら、早めに対処するようにしましょう。
ベーカー嚢腫
ベーカー嚢腫は、膝裏がまるでコブのようにポッコリ腫れてしまう症状です。
膝関節は、関節包という袋状の組織で包まれており、その中は関節液という液体で満たされています。
しかし、何らかの原因によって、膝の関節内に炎症が起きてしまうと関節液が過剰に分泌されてしまいます。
そして、コブのように腫れてしまい、痛みや圧迫感を生じます。
ベーカー嚢腫は、変形性膝関節症をはじめ、半月板損傷や関節リウマチなどと同時に発症しているケースもみられます。
半月板損傷
膝関節の中には、大腿骨と脛骨の間に「半月板」と呼ばれる組織があります。
半月板は、クッションの役割があります。
さらに、半月板は内側と外側にそれぞれ1つずつ存在します。
半月板には膝関節の滑らかな動きを助ける重要な役割(荷重の伝達分散、関節安定性の寄与、潤滑の補助)があります。
もしも、この半月板が損傷してしまうと、膝を動かした際、それぞれの組織が直接刺激されてしまい、激しい痛みを生じさせてしまいます。
これが、半月板損傷のメカニズムです。
また、半月板は加齢によっても、水分量が減少し、クッションとしての役割がなくなってしまいます。
そのため、高齢の方は、些細な日常動作やケガでも損傷してしまう可能性があります。
整体師がおすすめする膝痛を軽減する正しい座り方
本記事では、膝痛にお悩みの方に現役の整体師がおすすめする痛みの軽減が期待できる座り方を解説します。
日常生活で気をつけていただくだけの簡単な方法です。
もし、膝痛でお悩みの方は、ぜひご参考ください。
①膝が直角になるように座る
膝に負担をかけない正しい座り方は、地面に脚をつけた時に膝が直角になっていることです。
こうすることで、膝に負担がかからずに、自然な姿勢で座ることができます。
また、もしも、椅子が高すぎて脚が上手く地面につかない場合は、フットレストなどを使用するのもおすすめします。
②お尻から体重が均等に分散されるように座る
お尻(坐骨)から体重が均等に分散されるように座ることで、膝に体重がかからなくなります。
そのため、膝への負担の軽減が期待できます。
座るときの体重のかけ方も1つのポイントとなります。
③背骨を伸ばして骨盤を立てた状態で座る
椅子に座る時も、背筋をしっかり伸ばして美しい姿勢を維持することが大切です。
猫背の状態で座ってしまうと、体重が前に屈む状態となってしまうため、膝に大きな負担がかかる原因となります。
また、骨盤を立てるような状態で座ることで、体重をお尻(坐骨)からかけることができるため、膝への負担が軽減されます。
立っているときだけでなく、座っているときも正しい姿勢を意識しましょう。
膝痛を解説した当整体院の特長
大森町・梅屋敷「めう整体院」は、膝痛をはじめとするさまざまな症状に対応できる整体院です。
また、当整体院が提供している整体は、筋膜整体×トータルアプローチとなっています。
筋膜整体×トータルアプローチは、まずは症状の根本的な原因を追求し、1人ひとりの体に合わせて適切なアプローチをしていきます。
本記事では、当整体院が提供している整体法などの特長を詳しく解説いたします。
①国家資格保有者によるオーダーメイド整体
大森町・梅屋敷「めう整体院」は、国家資格「柔道整復師」もしくは「あん摩マッサージ指圧師」を保有したスタッフが施術を担当いたします。
そのため、国家資格保有者の高い技術力がある整体を受けることができます。
さらに、当整体院では「筋膜整体×トータルアプローチ」を提供しております。
筋膜整体×トータルアプローチでは、まず施術前に症状の根本的な原因は何かを考えて、体をしっかり確認します。
そして、1人ひとりの体に最適な施術プランを提案いたします。
このように、豊富な経験の整体師による知識を活かしたオーダーメイドの筋膜整体によって、お悩みの症状にしっかりアプローチすることが可能となります。
お困りの症状がございましたら、大森町・梅屋敷の当整体院へご相談ください。
②お子さまや妊婦さんでも受けられるソフトな施術
大森町・梅屋敷の「めう整体院」の施術は、ボキボキとした痛みはなく、ソフトな施術となっております。
そのため、小さなお子さまからデリケートな施術が求められる妊婦の方の症状まで対応可能です。
「心地良い」と感じる体に優しい当整体院の整体をぜひご体感ください。
③他の整体院で緩和されなかった症状にも柔軟に対応
他の整体院に通っても緩和されずに諦めてしまった症状はありませんか?
大森町・梅屋敷の当整体院は、症状の根本的な原因は何かを追求していき、症状の緩和だけでなく、再発防止も期待できます。
さまざまな症状にも柔軟に対応することが可能となりますので、諦めてしまったお困りの症状がございましたら、お気軽にご相談ください。
膝痛の方は正しい姿勢で椅子に座ることが大切
膝の内部には大腿骨と脛骨の表面を覆っている関節軟骨があり、この関節軟骨がすり減ってしまうことで、炎症が起こります。
これが、膝痛が生じるメカニズムです。
また、膝痛を発症している場合、変形性膝関節症やベーカー嚢腫、半月板損傷などを発症している可能性もあります。
膝痛の症状を悪化させないためにも、膝に負担をかけないように日常生活を過ごすことが大切です。
また、膝痛を起こさないために正しい姿勢で椅子に座ることも大切です。
整体師がおすすめする正しい椅子の座り方を今日から実践してみてください。
- 膝を直角にする(床に足を着ける)
- お尻(坐骨)の重心を均等に分散する
- 骨盤を立てて背筋を伸ばす
大森町・梅屋敷「めう整体院」では、国家資格「柔道整復師」もしくは「あん摩マッサージ指圧師」を保有しており、「心地良い」と感じるソフトな施術が特長です。
また、根本的な原因は何かを見極め、1人ひとりに合わせたオーダーメイドの筋膜整体×トータルアプローチとなっています。
膝痛をはじめとするお困りの症状がございましたら、大森町・梅屋敷「めう整体院」をご利用ください。