テスト勉強やレポートの締め切りに追われ、連日ペンを握り続けている時に、利き手の手首や親指の付け根にズキッとした痛みを感じることはありませんか?
痛みのせいで勉強や仕事に集中できず、効率が落ちて焦りを感じている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、腱鞘炎の原因や症状、セルフケア方法などについて詳しくご紹介します。ぜひ参考にしてみてくださいね。
腱鞘炎?原因と症状セルフチェック
まずは自分の症状を客観的に確認してみましょう。
ここでは、簡単にできるセルフチェックリストと、なぜ文字を書きすぎると手が痛くなるのか、そのメカニズムを分かりやすく解説します。
【1分で完了】腱鞘炎かも?簡単セルフチェックリスト
以下の項目にいくつ当てはまるか、チェックしてみてください。
一つでも当てはまれば、腱鞘炎の可能性があります。
・親指の付け根を押すと、ズーンと響くような痛みがある
・ペンを握ると手首がすぐに疲れたり、痛んだりする
・朝起きたときに、手首がこわばってスムーズに動かせない
・書いている途中で、ペンがうまく握れなくなる感覚がある
・指を曲げ伸ばしすると、カクンと引っかかる感じがする(ばね指)
特に、以下で強い痛みを感じる場合は、親指側の腱鞘炎(ドケルバン病)の可能性が高いと考えられます。
痛い方の手の親指を、他の4本の指で握り込みます。
手首をゆっくりと小指側に曲げます。
この時に、親指の付け根あたりに鋭い痛みが走る場合は腱鞘炎が疑われます。
無理のない範囲で試してみてくださいね。
なぜ文字の書きすぎで手が痛くなるの?腱鞘炎のメカニズム
私たちの手首や指は、「腱(けん)」という部位によって動いています。
そしてその腱は、「腱鞘(けんしょう)」というトンネルの中を通っています。
例えるなら、腱が「電車」で、腱鞘が「トンネル」のような関係です。
通常、電車(腱)はトンネル(腱鞘)の中をスムーズに行き来できます。
しかし、文字を書きすぎるなど同じ動作を何度も繰り返すと、電車とトンネルの壁が何度もこすれ合い、摩擦で炎症が起きてしまいます。これが腱鞘炎の正体です。
特に、筆圧が強かったり、猫背などの悪い姿勢で書き続けたりすると、手首に余計な負担がかかり、さらに炎症が悪化しやすくなります。
放置は危険!悪化すると「ばね指」になる可能性も
腱鞘炎を放置して炎症が進むと、腱の一部が腫れてコブのようになり、腱鞘に引っかかってしまうことがあります。
すると、指を曲げ伸ばしする際に「カクンッ」と、まるでバネのように弾ける現象が起こります。これを「ばね指」と呼びます。
さらに悪化すると、指が曲がったまま自力で伸ばせなくなったり、激しい痛みを伴ったりすることもあります。
そうなる前に、早めの対処を心がけることが非常に大切です。
今すぐできるセルフケア
今すぐ実践できるセルフケアの方法をご紹介します。大切なのは、無理をせず、痛みを悪化させない工夫をすることです。
これらの方法を試して、つらい症状を乗り切りましょう。
まずは炎症を抑える!アイシングの正しいやり方とタイミング
手首に熱っぽさや腫れを感じる場合は、炎症が起きているサインです。
まずは冷やすことで、炎症を鎮めましょう。
ビニール袋に入れた氷や保冷剤などを、タオルで包んで15分から20分ほど患部に当てます。
直接肌に当てると凍傷になる可能性があるので、必ずタオルなどを挟んでください。
勉強の休憩時間などを利用して、こまめに冷やすのが効果的です。
もし保冷剤がなければ、コンビニで買った冷たいペットボトル飲料などで代用することもできます。
湿布とテーピング、どっちが効く?症状別の選び方と使い方
ドラッグストアにはさまざまなケア用品がありますが、どれを使えば良いか迷いますよね。
ここでは、症状やシーンに合わせたアイテムの選び方を解説します。
アイテム |
おすすめの症状・シーン |
メリット | 注意点 |
冷感湿布 | 痛みが強く、熱を持っている時 | 炎症と痛みを直接抑える効果が期待できる | 長時間貼り続けるとかぶれることがある |
テーピング |
作業を続けながら、動きをサポートしたい時 |
動きを完全に固定せず、特定の動作の負担を軽減できる |
正しい巻き方の知識が必要 |
サポーター | 日常生活で手首を保護・保温したい時 | 着脱が簡単で、手軽に安心感が得られる | 固定力が強すぎると血行不良の原因になることも |
痛みがピークの時は無理せず冷感湿布で炎症を抑え、どうしても文字を書く必要がある時はテーピングやサポーターで手首の動きを補助しましょう。
自分の症状と状況に合わせて、うまく使い分けることが大切です。
放置はNG!病院や整体に行くべきか見極めるサイン
セルフケアを続けても痛みが改善しない、あるいは悪化しているように感じる場合、自己判断で放置するのは危険です。
ここでは、病院や整体に相談すべきかどうかの判断基準を具体的にお伝えします。
この症状が出たら病院や整体へ。相談すべき危険なサイン
以下のような症状がみられる場合は、我慢せずに相談しましょう。
これらは、症状が悪化している、あるいは腱鞘炎以外の病気の可能性があるサインです。
・セルフケアをしても1週間以上痛みが続く
・何もしていなくてもズキズキと痛む
・患部が明らかに腫れている、または熱を持っている
・手や指にしびれを感じる
・痛みのせいで、ペットボトルの蓋が開けられないなど日常生活に支障が出ている
もう繰り返さない!今日から始める腱鞘炎の予防習慣
つらい痛みが和らいだとしても、根本的な原因が解決されなければ、また同じことの繰り返しになってしまいます。
大切なのは、これからの生活で手首に負担をかけない習慣を身につけることです。
ここでは、日常生活の中で少し意識するだけで、誰でも簡単に始められる予防策をご紹介します。
将来の自分のために、今日から一つでも取り入れてみましょう。
手首の負担を劇的に減らす「正しい姿勢」とデスク環境の作り方
実は、手首の痛みは悪い姿勢から来ていることも少なくありません。
猫背の状態で文字を書いていると、肩や腕の筋肉が緊張し、その負担が手首に集中してしまうのです。
まずは、椅子に深く腰掛け、骨盤を立てるように意識しましょう。
背筋が自然と伸び、肩の力が抜けるはずです。
また、机と椅子の高さも重要です。
肘が90度になるように椅子の高さを調整し、手首がまっすぐな状態でペンを握れるのが理想です。
必要であれば、手首の下にタオルやリストレストを置いて高さを調整するのも効果的です。
マッサージ
マッサージを行うのもおすすめです。ここでは、おすすめのマッサージ方法をご紹介します。
① 手首まわりのやさしい円マッサージ
反対の手の指の腹で、腱鞘炎がある側の手首の周りを軽く円を描くようにさすります。
力を入れず、温めるように10~20回まわすのが目安です。
→ 血流がよくなり、こわばりがやわらぎやすくなります。
② 親指の付け根ストレッチマッサージ
腱鞘炎になりやすい親指のつけ根(母指球のふくらみ)を反対の手で軽く押さえます。
親指を広げたり閉じたりしながら、母指球をやさしく押してみましょう。
→ 1分ほど行うと、親指の動きがスムーズになります。
腱鞘炎でお悩みの方は『めう整体院』にご相談ください!
この記事では、腱鞘炎の原因や症状、セルフケア方法などについて詳しくご紹介しました。
文字の書きすぎによる手の痛みは、とてもつらいですよね。
しかし、原因を正しく理解し、適切に対処すれば、改善することができます。
放置しておくと痛みが続いてしまいますが、早めに対処することで改善まで時間をかけずにケアすることができます。
もし現在、腱鞘炎でお悩みの方は『めう整体院』にご相談ください。原因を確かめて、一緒に改善していきましょう。お気軽にお問い合わせくださいね!