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腕の付け根がズキズキ痛む主な原因パターン
– 肩関節周囲炎(四十肩/五十肩)
– 腱板損傷・炎症
– 石灰性腱炎
– 神経圧迫(たとえば頸椎由来、胸郭出口症候群など)
– リンパ・内科的原因(特に「内側が痛む」ケース) -
痛みの性状・発症状況で探る原因のヒント
– 「ズキズキ」「夜間痛」「動作時のみ痛む」「安静時にも疼く」など痛みのパターン別に可能性を絞る
– 痛む部位(外側/内側)による原因の違い(外側は肩・腱板、内側はリンパ/内科性要因) -
自宅でできる応急ケアとセルフケア法
– 炎症期(急性期)の対応:冷却、安静
– 炎症が収まってきた段階でできる温熱・ストレッチ・可動域運動
– 姿勢改善・動作見直し(長時間の腕の使い方、肩を下げる・巻き肩防止など) -
受診すべきタイミングと適切な診療科
– 数日経っても改善しない、痛みが強すぎる、しびれや麻痺を伴う、可動域が大幅に制限される、腫れ・熱感を伴うなどのサイン
– 整形外科、リハビリ科、整骨院・整体、神経内科などの選び方
– 想定される検査(レントゲン、MRI、神経伝導検査、血液検査など) -
再発予防と日常ケア習慣
– 肩甲骨・背中・胸周りのストレッチ/筋トレ例
– 血管・腱を支える栄養(ビタミンC、たんぱく質、ミネラル類など)
– 姿勢・動作のチェック・修正:デスクワーク、スマホ持ち方、荷物の持ち方など
– 定期セルフチェック(痛みの変化・左右差・可動域の違いを記録する習慣)
腕の付け根がズキズキ痛む主な原因パターン
腕の付け根がズキズキと痛むとき、その背景には肩関節や神経、腱など、さまざまな部位のトラブルが隠れている場合があります。
ここでは、代表的な5つの原因パターンについて、一般的に知られている見解をもとに紹介していきます。
肩関節周囲炎(四十肩/五十肩)
いわゆる「四十肩」や「五十肩」と呼ばれる肩関節周囲炎は、40代以降に多く見られるとされています。関節を包む膜や靭帯、腱などが炎症を起こすことで、肩から腕の付け根にかけてズキズキとした痛みが出ることがあるそうです。
特に、夜に痛みが強くなる「夜間痛」を感じる人も多く、寝返りのたびに目が覚めるほど痛むこともあると言われています。また、動かさずに放置すると関節が固まり、腕を上げづらくなるケースも報告されています。
引用元:https://www.itojoint.jp/shoulder_periarthritis/?utm_source=chatgpt.com
腱板損傷・炎症
肩の動きを支える「腱板(けんばん)」と呼ばれる筋肉や腱の組織が損傷したり炎症を起こすと、腕の付け根に鋭い痛みが走ることがあります。
この症状はスポーツや力仕事などで肩を繰り返し使う人に多く、腕を上げたときや後ろに回したときに強く痛むのが特徴です。小さな損傷でもズキズキと痛みを感じることがあるため、長期間続く場合には専門的な検査が必要になる場合もあると言われています。
引用元:https://www.fukuokaseikei.com/disease/shoulder/frozen_shoulder/?utm_source=chatgpt.com
石灰性腱炎(石灰沈着性腱板炎)
突然、腕の付け根がズキズキと激しく痛みだした場合、「石灰性腱炎」の可能性があると言われています。これは、腱の中にカルシウムが沈着して炎症を起こすもので、発症初期は強い炎症による激痛を伴うケースが多いです。
炎症が落ち着くと徐々に痛みは和らぐこともありますが、症状の程度によっては腕をほとんど動かせないほどの痛みを感じることもあるそうです。
引用元:https://okuno-y-clinic.com/itami_qa/calcific_tendinitis.html?utm_source=chatgpt.com
神経圧迫(頸椎由来・胸郭出口症候群など)
首や鎖骨のあたりで神経や血管が圧迫されると、腕の付け根から指先にかけてズキズキとした痛みやしびれが出ることがあります。
たとえば、首の骨の変形で神経が圧迫される「頸椎症性神経根症」や、鎖骨下を通る神経・血管が圧迫される「胸郭出口症候群」などが知られています。
肩や腕を上げる動作で症状が強まることが多く、長時間のデスクワークや重い荷物を持つ習慣が影響することもあるようです。
引用元:https://okuno-y-clinic.com/itami_qa/tos.html?utm_source=chatgpt.com
リンパ・内科的原因(特に「内側が痛む」ケース)
痛みが腕の内側や脇の近くに出る場合は、リンパ節の炎症や腫れ、または内科的な要因が関係していることもあると言われています。発熱や倦怠感を伴う場合には、整形外科的な原因だけでなく、感染や免疫反応などの全身的な要素が関係している可能性も考えられます。
この場合は自己判断を避け、医療機関での触診や検査を受けて原因を確かめることが勧められています。
腕の付け根のズキズキとした痛みは、関節や腱の炎症だけでなく、神経や全身の健康状態が影響することもあるとされています。日常生活に支障を感じるほどの痛みや長引く違和感がある場合は、早めに相談することが安心です。
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